もものすけ(サラダカブ)
葉は春の七草「すずな」です。
春の七草で「すずな」と呼ばれる。「すずしろ」はダイコンです。カブは根および葉を利用しますが、実は栄養価は根よりも葉の方が優れています。青汁の材料にも使われるようです。根部の利用法としては地方的好みの強い漬物類が多彩です。カブは欧米でも非常によく食べられている野菜で、鴨や羊などの肉料理の付け合せなど、色々な料理に使われています。
あまいよ〜! おいしいよ〜! もものすけっ!(^o^)
「もものすけ」とは? 知る人ぞ知る幻の「サラダカブ」です。とても肉質は柔らかで、甘みもある多汁質の肉質が特徴です。播種後55日位で8cm程度の中蕪となるが、もう少し肥大させて12cm程度まで大きく出来る。葉は約60cm、茎は淡い緑で薄く紅色が入る。 葉の裏に出る白さび病には強く栽培しやすい。
幻のサラダカブ「もものすけ」いかがですか?
何よりもユニークな「もものすけ」の特徴は・・・(*^▽^*)
くし形に切り分けて、おしりの所から爪を立て引っ張ると、赤い外皮が維管束にそって簡単にぺろんと剥離します。
ぺろ〜ん、と皮が簡単に手でむけます♪これね、実際やってみるとちょっと感動しますよ(^Д^)
つまり、縦方向に浅く切れ目を入れて引っ張ると・・・
そう、おしりの所から簡単にぺろ〜んと・・・(*^▽^*)
なるほど、なるほど・・・。そうすると放射状に切れ込みを入れてむいてみると・・・
まるで、ミカンの皮でもむくように、ぺろろ〜んとむけるんですよおぉ〜っ!Σ( ̄□ ̄;)
栽培も丈夫で作りやすい!家庭菜園でもバッチリOKです
すじ蒔きにして、小カブを間引きながら収穫し、小カブも美味しく頂きましょう。小カブでも皮は簡単にむくことが出来ます。非常に多汁で柔らかく、カブの概念を覆す美味しさです。
非常に栽培しやすい品種で生育も早く、しかも、うまい!さらに面白い・・・。これは・・・いっときますか!(*^▽^*)♪
土袋栽培も簡単に出来ます!省スペースで畑が無くてもOK!
もものすけ等の丸蕪は、根菜類ではありながら深い作土層は必要ありません。従ってプランターなどでも簡単に栽培出来ます。土袋をそのまま使った「土袋栽培」などでも簡単に結構たくさん収穫出来ます。
量販店で販売されている「野菜・花の土」みたいな土をそのまま使用。大抵は肥料も少し入っていて任意の間隔で穴を空けてタネを蒔くだけ。あちこち移動させる必要のある方は、画像のようにコンテナに初めから入れておくと楽ですよ。
土袋栽培でも結構いい感じで「ぷりっ」としたもものすけが収穫出来ます。今回は14玉の収穫です。どうでしょう?
ちなみに、この土袋栽培は9/20播種、12/上旬収穫といった感じ。栽培期間は2ヶ月半くらいデスね。
小カブ〜中カブまでお好きなサイズで収穫してね♪
お好みの大きさで収穫OK。中カブにすると食べ応え十分!スライサーでスライスして浅漬けにすると・・・うまいなぁ〜ほんまにうまいなぁ〜(^Д^)
「もものすけ」と「しらふじ」紅白揃うと、きれいですね!
「もものすけ」が派手な紅色なので白の「しらふじ」と合わせて栽培してみました。仕上がりは見ての通り、コントラストが対極的できれいですね。
最近、直売所でも紅白セットで販売しているところが増えましたね。(^Д^)/
カブはアブラナ科の野菜、いろんな奴らが狙っています!
アブラナ科の野菜は実に色々な虫のエサになります。一見キレイな畑でも、防除を怠ると猛攻撃を食らいます。左の画像は「カブラハバチの幼虫」カブを栽培しているとまず来ますな・・・。
何らかの防除・対策を施しましょう!
家庭菜園では物理防除が有効、被覆資材を活用しましょう。
アブラナ科の野菜は色々な虫のエサになり、生態系の土台を支える重要な植物です・・・が、うちの畑には来ないで欲しい・・・。お願いしても無駄なので、防除しましょう!農薬散布も有効ですが、あまり長期間は効果は持続しません。面積がそれほど大きくない家庭菜園ならば、不織布や防虫ネットなどで被覆してしまうのが有効です。
不織布のような軽い素材なら、播種後〜収穫までかけっぱなしでもOKです。
でね、もものすけを収穫せずに置いておくと、どうなる?(*´д`)??
あっはっは〜♪ こうなるよね〜♪ みんな一度はやっちまうよね〜!
(●´艸`)フ゛ハッ
カブに限らず植物は人間に食べられるために生育しているのではなく「子孫を残す」ために生育している訳で、当然条件が整えば花が咲き種が出来る訳です。それら植物の性質をうまいこと使って食料になる形状で収穫するための指標が絵袋の裏に記載されている「栽培適期表」です。各々植物の生理を理解しつつ栽培の目安にして下さいね。
ちなみに、キャベツや白菜なんかはもっとすごいよ〜!キャベツが真っ二つに割れてど〜んと!あはっ♪(^∇^*)*^∇^) あはっ♪